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異文化介護を考えるシンポジウムに参加して

【活動報告です。 Vol.07】

こんちには、金田です。連投にて恐縮です。

昨日なのですが、名古屋市とトヨタ財団から支援をうけている団体主催の

「異文化介護を考えるシンポジウム」に参加してきました。

参加して初めて知った、私の知らなかった事実とデータについて、まずは書いてみたいと思います。

【事実】

▼ 在日コリアンは、戦争時に作業者として、無理やり連れてこられた普通の一般市民であること

▼ 社会保障制度がない彼らには、日本に帰化するしか方法がなかったため、戦後から現在までは、50%程度が帰化している。

▼ 戦後の中国からの帰国者1世の日本人は、現地生活が長く、日本語がうまく使えない人が多い。

▼ 日本に帰化すると保障は受けられるが、帰化に抵抗のある在日コリアン1世の高齢化と引きこもりが問題になっている

【データ】

▼ 外国人高齢者の80%は、在日コリアンであること

▼ 在日コリアンの高齢化は、日本人より深刻であること

▼ 南米第一世代は、20年後から高齢化のピークとなる、現在は教育の問題のほうが大きい

▼ フィリピンは、女性が突出して多く今後15年程度でピークとなる。

▼ 日本は、年代別人口比で、現在がピーク時であり、さらに20年後に再度ピークがある

このようなマイノリティー社会において、最も力を発揮するのは、行政側ではなく一般の市民や地域の協力や理解とのことでした。

活動も、一つの家族から、ゼロから始まり、その後広がっていく流れは、私が取り組もうとしている、障害を持つ人への支援や地域活性化活動と、とても似ている、と感じました。

おそらく、問題が発生、発見されてから活動するまでの、このサイクルは、民主主義の体制においては、大体は変わらないのかもしれません。

となれば、このフローの中で、段階と行動計画を立てることで、様々な問題解決を行うことができる可能性があるとも言えます。

色々な発見のあったシンポジウムでした。

以上です。 かねだ

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